wowowoで無料の第一話を見た。ネタばれあり
数日後蔦屋でこの本を見つけた
つい買ってしまった。
読みたい本と読まねばならない本があったはずなのに。
買っちゃった。
映像でさわりだけではあるが、見ていたからかイメージが浮かびやすかったからか、まるでドラマを見ているような感覚で読み進められました。
本を閉じれば、次に時間ができるのを心待ちにするというか、時間を作って読み進めるというか、本を片時も話さず開ける時を心待ちにするように・・・
内容は映画監督がミステリーを手掛ける時に、幼いころお互いにベランダに出され顔は見えずとも、ほんのひと時励ましあった小さな手。そのお隣の家族に起こった悲劇の真相に迫る。事件には関係なかったかのように思われた、一緒に調べている脚本家の過去にも迫ってくる。監督のお父さんの自殺の謎は・・・脚本家のお姉さんの彼氏とは・・
展開が早くてラストは本当に衝撃的でこれwowowでも見たいなって思てしまいました。
この小説は語り手が代わり心理描写が細かく登場人物の心情が非常にわかりやすかった。
本当のことを知るとは重要なことかもしれない。
と思い知らされました。
私は割とどっちでもいいよとか、グレーな感じで構わないタイプなんですが、もしかするとそれを知ると私の何かが変わるのかもしれないと思ったりして・・・
また湊さんの本を読みたいと思った本でした。